FETの実験(4) ~なぜ?~

スラマッパギー!! N.C.です。
前の実験の時から気になっていたことがあったので、再び実験を行いました。
さて、何が「なぜ?」なのかといいますと、ONする時とOFFする時とで閾値電圧が違ったんです。データシートの過渡熱特性をもとにした試算では、ON時とOFF時の温度差はドレインに0.6A流した場合で最大3.3℃です。同じくデータシートにある、閾値電圧の温度依存性のグラフを見る限り、この温度差で大きな変化があるとは思えません。また、ゲートには20kΩの抵抗を入れているので、FET内部のゲート抵抗のせいだとも考えられません。でも、ミラー電圧はON時もOFF時もほぼ同じなので、本当に閾値が変化しているとは考えにくいです。見かけ上変わっているように見えただけなのかもしれません。
で、今回の実験から得た閾値電圧を紹介すると、
・ON時の実測値:1.3V
・OFF時の実測値:1.7V
・ミラー電圧の測定から予測される値:1.5V
3番目の値が正しいと考えると、ON時とOFF時できれいに0.2Vずつ離れてますねぇ。ゲート・ドレイン間容量を通して流れてくる電流が何か関係しているんでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です