Mac OS XでもAVR

Mac OS XでもAVRの開発を行いたいという強者(物好き)のための情報です。
Windowsのような便利なものがあります。CrossPack for AVRというものでWinAVRと同期してリリースされています。ちなみに私は最初、この方法を知らずにLinuxでの場合と同じ手段でやりました。知ったときは自分の努力の無駄さに悲しくなったものです。ちなみにCrossPack for AVRはgcc4系統だけでなくgcc3系統も一緒に含まれています。gccは4より3の方が小さいバイナリを出力するので、このようなマイコンには向いていますね。
さて、これでは全く書くことがなくなってしまうのでパスの通し方を書いておきましょう。Mac OS XではLinuxなどと同じように.profileや.bashrcを書き換えてパスを通す方法が一般的です。しかし、この方法ではターミナルから起動するアプリケーションしかパスが適用されません。Eclipseを使っている場合に普通に起動させるとEclipseにはパスが通っていない状態になってしまいます。これを解決するためには~/.MacOSX/environment.plistにパスを書くことにより解決します。具体的には以下のようにします。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN"
"http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>PATH</key>
<string>/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/usr/local/bin</string>
</dict>
</plist>

こうすることで、すべてのアプリケーションに対して環境変数を適用するとこができます。ただし、ここの設定の際には環境変数を参照して環境変数を設定することは出来ません。つまり、PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATHなんてことはできないということです。注意してください。
たぶん、次回はLinuxの章と同じ方法で行けるはずですので省略します。by Y.O

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